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専門家による 土地活用コラム

賃貸住宅経営

収納で差別化!
長期安定経営につながる「適量適所の収納」とは

公開日:2025年1月20日

収納で差別化!長期安定経営につながる「適量適所の収納」とは
賃貸住宅の長期安定経営を目指すなら、「収納の充実」が欠かせない時代に。
空室対策としても、入居者の満足度向上のためにも、収納力の確保は大切な項目となっています。
どこにどのような収納を設置すればよいのか?
入居者の快適な暮らしをサポートするための収納の考え方とアイデアをご紹介します。

ミサワホーム

グッドオーナー編集部

写真

「収納力のある住居」が入居者から選ばれる時代

賃貸住宅では、居住空間を広く確保するために収納スペースをコンパクトにすることがありますが、それにより、「住んでみたら収納が足りなかった」と感じる入居者の方は少なくありません。同時に、「すっきり暮らしたい」「インテリアを楽しみたい」など暮らしに対する意識の高まりに伴い、収納の充実した住まいを求める傾向が顕著になっています。
その裏付けとして注視したいもののひとつに、「トランクルーム市場の活性化」があります。
日本最大級のトランクルーム運営会社・キュラーズの調査(2024年6月)によると、その市場規模は、過去10年間で約2倍の規模に拡大しており、3年後の27年には、1000億円市場へと拡大する見込みです。その要因として考えられるのが、時代の高度化によるモノの増加とコロナ禍による居住環境の変化です。家の中やアウトドアで家族と過ごす時間が増えたことにより、モノが増えると同時に、「居住スペースではすっきり快適に暮らしたい」と望むようになったことで収納ニーズが高まったと考えられています。そして重要なのは、コロナ禍以降も続伸するトランクルームの需要からも見て取れるように、この傾向は単に一過性のものではなさそう、ということ。賃貸住宅における「収納の充実」は、今後も周辺物件との差別化を図るポイントになると考えられます。
では、住まいのどこに、どのような収納を設置すると入居者の方から喜ばれるのでしょう。大前提として心得ておきたいのが「適量適所」の考え方。モノを「使う場所のそばに適量の収納」を配置すると、モノが散らからずに美しい空間を保てます。

快適な暮らしに貢献する4つの収納アイデア

ここでは、入居者の方がとくに収納不足を感じている住まいの場所ごとにアイデアをご紹介します。

[玄関]外で使うモノをまとめて収納できる
大容量のシューズクローゼット

玄関には外で使うものをすべて収納できるシューズクローゼットがあると便利です。靴や傘に加え、ファミリー向け住居では折りたたみ式のベビーカーや子どもの遊具も収められると、片付けが楽になり、きれいな状態を保てます。具体的には、玄関土間に日常づかいのサンダルなどを置けるスペースを確保したうえで、背の高い収納を設置し、中は可動棚に。スペースに余裕があれば、土間から入れるシューズクロークとして、ゴルフバッグや三輪車などを置く方法もあります。
シューズクローゼット内部の一例。履き物に合わせて調整できる可動棚、傘やブーツをかけて収納できる工夫が快適さに貢献。

シューズクローゼット内部の一例。履き物に合わせて調整できる可動棚、傘やブーツをかけて収納できる工夫が快適さに貢献。

[キッチン]調理中にすぐ手が届く便利収納や
パントリー(保管庫)が重宝

キッチンでは、手を伸ばせば届く距離に必要なモノがあれば効率的で時短にもなります。例えば、調理スペース周囲に調味料などが置ける可動棚があれば調理がはかどりますし、対面型キッチンでは、背面にスライド式収納があれば出し入れがスムーズです。
また、食品や調理器具などを保管するパントリーも重宝します。キッチンの背面に設置するほか、スペース次第で、日用品なども収納できるウォークインタイプのパントリーにする方法があります。
調理中に手の届く場所に、調味料や調理器具を収納する棚を設置。階段上のスペースを無駄なく活用。

調理中に手の届く場所に、調味料や調理器具を収納する棚を設置。階段上のスペースを無駄なく活用。

[居室]中に踏み込んでひと目で見わたせる
ウォークインクローゼットが人気

近年、入居者から人気の住宅設備として注目されているのが、ウォークインクローゼット。中に入って全体をひと目で見わたせるため、洋服や小物が選びやすいことや、オールシーズンの衣類をまとめて収納できること。また、スーツケースやスポーツ用品などさまざまなモノを自分なりに工夫して収納できるのが人気の秘密です。ワンルームや寝室に設置するほか、一室をファミリークローゼットとして活用するケースも増えつつあります。
L型のウォークインクローゼット。コーナー部分にも洋服がかけやすいようハンガーパイプを設置。

L型のウォークインクローゼット。コーナー部分にも洋服がかけやすいようハンガーパイプを設置。

[居室]居室とは別に大きな収納空間が誕生
室内を広々とおしゃれに使える「蔵」

ミサワホームが独自に開発した"大収納空間「蔵」®"は、住戸の床面積はそのままに、居室とは別に大きな収納空間を設けることができるのが特長です。1階住戸はワンルームやリビングに面して「蔵」を設け、上部をスキップマルチルームに。2階住戸にはロフトタイプの「蔵」を設置するなど、生活空間はそのままに、収納スペースを増やすことが可能です。
「蔵」の使い方は十人十色。季節の衣類や電化製品、防災用品を保管するほか、本や趣味のアイテムをコレクションするなど多様な用途に活用できます。
2階住戸にはロフトタイプの「蔵」を設置するなど、生活空間はそのままに、収納スペースを増やすことが可能です。

ミサワホーム独自の"大収納空間「蔵」®"には、衣類やレジャー用品のほか災害時に必要な飲料水や非常食、ラジオなどの備蓄品も収納可能。

収納は棚板を増やしたり、収納ケースを活用したりしてその面積を拡大することが可能です。また、壁掛けフックや有孔ボードを設置して「吊るす収納」を加えておくと、日々の暮らしがより楽しく快適になります。賃貸住宅経営を検討する際は、入居者の方がそれぞれに工夫を凝らせるよう、「適量適所の収納」も検討事項のひとつにしてはいかがでしょうか。

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