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専門家による 土地活用コラム

賃貸住宅 特集

デザインで差をつける賃貸住宅

公開日:2025年3月25日

デザインで差をつける賃貸住宅
賃貸住宅の入居者は、自分の好みやライフスタイルに応じて部屋を選ぶ時代です。そんなイマドキ入居者のハートをくすぐる、賃貸住宅のデザインについて特集します。
この記事は資産活用情報誌「GOOD OWNER」2020年6月号掲載記事をWeb用に2025年3月に再編集した内容となっています。

ミサワホーム

グッドオーナー編集部

写真

デザインを高めること。それが持続可能な経営に

陳腐化する「設備」とは違い、「デザイン」には普遍的な価値がある

以前は、賃貸住宅のインテリアデザインにおいて、誰からも好まれるような無難なもの採用する傾向がありました。しかし昨今の入居者は、自分好みのライフスタイルで部屋を選ぶ傾向が強くなっています。デザインで他との違いを見いだし、部屋探しの際に選ばれるための魅力を付加することが必要です。
もちろん賃貸住宅ですから、コストとのバランスを考えなければいけません。しかし10年ほどで交換が必要になる設備とは違い、最初に空間デザインへ費用投下することで、普遍的な魅力となり、長期に安定した経営につながります。高い天井や立体的に空間を使った提案などが価値を持続させる良い例です。
20年後、30年後も魅力的な賃貸住宅でありつづけるために、賃貸住宅の計画段階で行うべき付加価値の工夫について、ミサワホームだからできる提案があります。 今回は、その基本的な考え方から具体例までをご紹介します。

選ばれるためには写真映えする空間デザインが必要

部屋探しの常識も大きく変化しています。株式会社リクルートの調査では、部屋探しの際に実際に部屋を見る内見件数が、2005年以降減少を続け、2023年は平均2.6件まで低下しています。
この理由のひとつが、物件探しサイトで写真が充実しているからと言われています。ほとんどの入居希望者がネット上の写真で住む部屋を絞り込み、最終確認のために内見するという流れになっています。
つまり入居希望者にアピールできる物件をつくるためには「写真映え」することが重要であり、そのためにも室内外の空間デザインを魅力的にする必要があります。
部屋のカラーなどの工夫はもちろん、高い天井などのわかりやすい魅力をアピールすることで入居者の目を引きつけることができます。

内装やインテリアにこだわりをもつ入居者は多い

DIYで自宅をカスタマイズするなど、近年インテリアデザインにこだわる入居者が増えていることは、賃貸住宅でも同じです。
2018年のリクルートの調査では、室内のDIYやカスタマイズを行った経験のある方が18%と、この数年で増加しています。
その理由で一番多いのが「収納が足りないから」という項目です。つまり室内を設計する際に収納を充実させ、しかも写真でわかりやすく伝える必要があります。大容量の収納スペースや、見せる収納の充実などがアピールできれば、入居者の注目を集めることができます。
次に多い理由としては、「内装デザインに不満がある」。「より好みの内装にしたかった」という理由が入っており、とりわけ単身者に多く見られ、若い世代ほどインテリアへのこだわりが強い傾向にあるようです。
また、「SNSなどで自分の部屋を発信したいから」という理由も見られ、自分が住む部屋を見せたいという欲求も強くなっているようです。
こだわりに応えることができるインテリア空間をつくることが、長期安定経営を目指すにあたってより重要となるでしょう。
DIY・カスタマイズの実施動機

空間のコンセプトづくりが 『選ばれつづける賃貸』につながる

部屋探しサイトの写真だけで部屋を決めてしまう入居者が増えているのですから、その写真で判断しやすく、ある意味分かりやすい魅力をつくり上げることが必要です。そのためには、『空間のコンセプト』を明確にするとよいでしょう。
コンセプトは、ターゲットや立地などによりさまざまなものが考えられます。
例えば入居者が部屋探しの判断基準として重視する「収納」にこだわった空間。最近注目されている「テレワーク」に対応するための、仕事とプライベートを上手に使い分けができる空間。ペットと快適に暮らせる空間。車好きのためのガレージ付き賃貸住宅など。
市場調査をしっかり行い、周辺のニーズを見極めたうえで、どのようなコンセプトプランが市場にマッチングするかをじっくり検討することが重要です。

これからの空間デザインを考える

入居者に選ばれるための賃貸住宅のデザインを考えることが長期の安定経営に繋がります。外観もインテリアもミサワホームだからできる提案があります。

ミサワホームが提案する選ばれ続ける空間提案

ミサワホームでは、独自の設計手法により。空間を立体的に使う工夫を行なっています。これはもともと戸建住宅のために開発された大収納空間「蔵」 ®が発想の原点となっています。
賃貸住宅では、特に1階住戸の空室対策が経営上の大きな鍵となります。そこで、より魅力的な間取りにするため、1階リビングなどの天井を高くすることで開放感のある空間を実現。さらにその天井高を活かして1.5階の空間に、スキップフロアで小上がりの居室をつくることができます。この居室は、高い位置にあるので、外からの視線が入いりにくくなり、プライバシー性が高まります。また共用エントランスの防犯性能を高めること、エントランス廻りを植栽で美しく整備することで、1階住戸に入居者が感じるデメリットを少なくすることができます。
この設計上の工夫は、多くのオーナーさまに採用いただいており、入居者からも人気があります。
蔵のある賃貸住宅™は、1階住戸から入居者が決まった、というケースも少なくありません。

※ 大収納空間「蔵」(商標登録第5784125号)はミサワホームの登録商標です。
※ 「蔵」は居室としての使用はできません。

入居者に合わせたインテリアテイストを

空間の工夫に加えて、インテリアデザインについても入居者に好まれるようなものを用意することが求められます。しかし好みは人それぞれで、その幅も広くどのようなスタイルにすべきかを決めるのは難しいものです。また、こだわればこだわるほど建築コストも上がってしまう傾向があります。
そこでミサワホームは、コストを上げすぎず、テイストの違うインテリアデザインを提案するシステムをご用意しています。
都市型のモダンなインテリアや、女性に好まれるエレガントなスタイル、若い世代に人気のカフェ風スタイル、そして落ち着きと高級感のあるヴィンテージスタイルなどをご提案できます。
例えば、女性専用の賃貸住宅を建てる場合には、女性に好まれるエレガント系のインテリアに統一することもできますし、部屋ごとに雰囲気を変えて、多様なニーズに応えることも可能です。
また下の写真のように、インテリアは壁紙によっても印象が大きく変わります。同じエレガント系のインテリアでも、壁紙のカラーを少し変えるだけでイメージは変わります。インテリア素材の中でも、壁紙はそれほどコストが変わりませんし、入居者の入退去時にリフォームすることで印象を変えることができます。
どのようなインテリアを選ぶか、プロと綿密に打ち合わせをしましょう。
Smart Simple

シンプルなインテリアにアクセントカラーを取り入れて個性を演出。遊びごころをくすぐるモダンなコーディネイトです。

With Elegance

上品なモチーフと落ち着いたカラーで、優雅にコーディネイト。大人のエレガンスをまとったインテリアスタイルです。

AT THE CAFE

木の優しさで満たされた、心地よいカフェのようなスタイルです。ゆったりとした時間を味わいたくなるような深い趣があります。

LOVE VINTAGE

ダークトーンを基調とした落ち着いた内装はレトロなヴィンテージ家具とも好相性。陰影の豊かな空間を演出できます。

空間のコンセプトで暮らしをデザインする

コンセプトを明確にすることで入居者へアピールすることができます。
多くの入居者が求めているコンセプト賃貸住宅を手がけるミサワホームから、今最も旬なテーマをご紹介します。

入居者が求める暮らしを実現できるコンセプトづくり

入居者にはさまざまなニーズがあります。そのニーズに合わせたコンセプトを持つ賃貸住宅を提案することで、確実に入居者を集め、そして長期に安定して経営できることにつながります。
ターゲットを絞るわけですから、何よりマーケティングが重要になります。その立地にどのような入居者のニーズがあるのか。どれくらいの家賃相場なのかなどトータルに判断してコンセプトを決定していきます。
ミサワホームは、さまざまなコンセプトの賃貸住宅に数多くの実績があります。地域の特性を踏まえ、20年後、30年後も入居者の満足度が持続する賃貸住宅を提案しつづけていきます。
ここでご紹介するのは、特に今、注目されている3つのコンセプト賃貸住宅。「収納の充実」、「ペット共生」、「テレワークなどの新しい働き方」に対応した賃貸住宅です。
ぜひこれからの賃貸住宅計画の参考にしてください。

「収納」を充実することで、もう入居者探しに困らない

一般的に入居者に人気が無いと言われている1階住戸は、高い天井と空間を立体的に使うことで、快適な空間と収納量を両立でき、入居者に選ばれる部屋にすることが可能です。
特に収納に関しては、増え続ける物に加え、災害時のために1週間程度分の備蓄が推奨されており、一人暮らしでもそれなりの量を保管する必要があります。
ミサワホームでは、独自の大収納空間である「蔵」※をご提案しています。収納の豊富な賃貸住宅に暮らすと、次に引越す際には収納量のある部屋が見つけにくいため、長期に渡って住んでいただけるというメリットもあります。
※「蔵」は居室としての使用はできません

「ペット共生住宅」は多くの入居者が求めている

多くの入居者が求めていながら、供給量が圧倒的に少ないのがペット共生住宅です。ペット可物件を探すのが難しい状況で、積極的にペットと暮らすことを目的に、デザイン・設計された賃貸住宅はペット愛好家に絶大な人気があります。
ドッグランやキャットウォークなどペットが楽しめる仕様や、ペットにやさしい床材、ペット対応の壁紙などの採用、臭いや騒音などの対策まで、ミサワホームならではのノウハウで、立地に合わせて提案いたしますのでお気軽にご相談ください。

テレワーク時代に対応する「ミニラボ」賃貸住宅

会社に出勤せず自宅で仕事をする「テレワーク」と呼ばれる働き方が注目されています。他にもフリーランスで働く人、働きながら自宅で勉強や副業を行う人など、その働き方も多様です。
自宅で働く人のために提案しているのが「ミニラボ」のある賃貸住宅。生活のスペースと仕事や学びに使う「ミニラボ」の空間を立体的に分けることで、オンとオフを上手に切り分けることができます。

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