
家業の畳屋を活かしつつ後世に継承できるものを
「亡き父が始めた畳屋の雰囲気を活かしたいと感じ、和の風情が感じられるデザインにこだわりました」。
かつては竹藪で緑豊かな景観の名残を活かし、植栽にも工夫を凝らしています。
「もともと3名で所有していた敷地を一人で相続し、税金の納付など相続の大変さを経験しました。今後の相続対策を考え、不動産会社に相談したところ、紹介されたのがミサワホームでした」。
ミサワホームの提案から、二人のご子息に相続しやすいように賃貸住宅を2棟に分け、道路沿いに駐車場を設けることに。駐車場部分は将来的に売却したり、戸建を建てたりすることもでき、可変性のある土地活用の方法を選ばれました。
周辺にはない3LDKの間取りや和室で差別化
「分譲マンションや戸建を購入できる収入はあるものの、転勤が多いなどの理由で、あえて賃貸住宅を探しているファミリー層を入居者層に見据え、3LDKの間取りにすることにしました」。
こうした考えから、広い敷地をゆったりと用いて、戸建感覚で暮らせるように、縦の空間を活かしたメゾネットの設計に。
さらにオーナーさまのこだわりとして、B棟には、LDKに隣接する場所に和室を1室設けています。畳部分は、オーナーさまご子息自ら手掛けています。
「畳のスペースがあると、子どものおむつ交換や、お昼寝に使うこともできるので、何かと便利です。入居者のみなさんに畳の魅力を感じていただけると思っています」。
戸建並みの設備と豊富な収納も魅力に
「入居者のお子さんが大人になったときに、こんなところに住んでいたのだと思い出してもらえるような、原風景になるような賃貸住宅になれば幸いです」。
近隣では珍しい3LDKの間取りから、高い家賃設定ができ、かつ引渡しの前に満室に。立地の良さから戸数を増やして収益を上げる方法もありましたが、あえてそうせず、3LDKで差別化したことで収益性を高めることにつながりました。

チャコールブラウン×白の外壁で高級感を演出。L字型の配置で敷地を有効活用(A棟)。

木目調の外装材や格子状のデザインを用いて和モダンな印象の外観デザイン(B棟)。

敷地中央にメインツリーを配置し、敷地を印象付けるアクセントに。

1階は水場を設けた専用庭がある点も魅力。

左/障子の引き戸の奥は畳の和室。畳の設置はご子息が担当。
右/B棟の2階にはLDKに隣接して和室を設置。黒枠でモダンな障子の引き戸が内装にマッチしている。

A・B棟ともに屋根の勾配を活かした小屋裏収納があり、収納豊富。2階から直階段が設置されており、楽に昇降できるので、モノの出し入れに便利。

オーナーさまの声 Owner's Voice
先祖代々受け継いできた土地をうまく活かすことができたと思います。家族一同、感謝しております。
ミサワホーム株式会社
東京南支店 市場開発部
営業担当堀部 宏明
我々の提案をご理解いただけたことで新たな需要を喚起する賃貸住宅が実現できました。

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